ぐだぐだキューバ旅 〜食べ踊り喋り続けた日々〜

ガイドブックもネットもなし、19日間キューバをほっつき歩いたぐだぐだ日記

キューバ用語とキューバで出会った人たち

☀︎キューバ用語

 

カサ

キューバの民泊。自宅の一室に旅行者を泊めてくれる。当たり外れは大きく、食事の当たり外れはもっと大きい。ウェブサイトに掲載されているカサもあるが、アナログなネットワークが主。知人のカサを紹介してもらうこともできる。利用時はパスポートを提出し、書類にサインする。政府の許可制らしい。相場は15cucくらいからではないかと思う。ホテル並みにお洒落な高いカサもある。

 

cuc

外国人用のキューバ通貨。これで支払う限りキューバの物価はかなり高い。食料品は日本以上。メキシコなんかと比べるとあり得ない高さ。

 

cup

キューバ人用の通貨。モネダと呼ばれていた。ローカルバスの利用や公衆電話をかける時には必須。

 

Viazul(ビアスール)

キューバ中をカバーする長距離バス。中国製の車体。ロゴはまあまあかっこいいが、中は壊れていたりする。座席は汚れゴミだらけだったりするが、キューバの乗り物の中では上の上。時間はかなり正確。窓口で予約すると心配になる程アナログ方式。ネット予約もできるが、乗車日2週間前に締め切られていた。

料金  (2018.12-2019.1に旅した時のもの)

ハバナ〜シエンフエゴス  20cuc

ハバナ〜トリニダー  25cuc

シエンフエゴス〜トリニダー  6 cuc  

トリニダー〜プラヤ・ヒロン  12cuc

プラヤ・ヒロンハバナ  13cuc

 

カサカード

正式名称は知らないが、カサの写真、住所、地図、連絡先などが書いてある名刺サイズのカード。(Tarjetaと言っていたから、このネーミングでまあいいと思う) ネット接続が不自由なキューバではこれを配りまくり、カサの宣伝をして客を集める。

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カサカード。どこのカサに泊まってもこれをもらい、宣伝して、と頼まれた。

 

☀︎地名

 

ハバナ(Habana)

キューバの首都。人口200万人。キューバの中では物資が豊富。

 

シエンフエゴス(Cienfuegos)

ハバナからバスで5時間ほど。静かな海辺の街で物価も安く皆親切。

 

トリニダー(Trinidad)

シエンフエゴスからバスで1時間ほど。キューバの古都で名高い観光地。物価も高い。

 

プラヤ・ヒロン(Playa Girón)

シエンフエゴスとハバナの間にある小さな田舎街。のんびりするには最高。綺麗なビーチと自然に恵まれている。

 

 

☀︎キューバで出会った人々

 

エンゾー、アナ、イリアナ

ハバナ初日から2泊した最初のカサの家族。イリアナは離れて住んでいる娘で、主にエンゾーが世話を焼いてくれた。ヨークシャテリアを溺愛している。猫もいるが名前は無いという格差。ピアノあり。Airbnbから予約可能で、カサの名前はFEEL AT HOME

 

ジャッキー

ハバナからシエンフエゴスまでのバスで隣合った、旅慣れた中国人青年。妻子を残し1週間のキューバ旅行中。日系航空会社で働いており、ANAグッズを色々持っていたからたぶんANA。日本大好き、北海道大好き。独学で日本語を勉強している。視野が広く柔軟で、中国人イメージが覆る。

 

ラウルと奥さん

シエンフエゴスで1日目に泊まったカサのホスト。料理が素晴らしく、豊富なメニューを希望を聞いて作ってくれる。控えめな気遣いが心地良い素敵なカサ。バロディアの家のすぐそばで、彼女と奥さんはかなり仲が良さそう。家の外観も美しく見つけやすい。Airbnbから予約可能で、カサの名前はMolina House

 

アレハンドロ

シエンフエゴス2日目に泊まったクールなカサのホスト。祖父の代から受け継ぐ素晴らしい庭がアレハンドロの自慢。庭で育てているコーヒーやフルーツを朝食に出してくれる。ギターが上手く、英語も堪能。葉巻好きで、欲しければ無料でくれる。アメリカに住んでいる息子が休暇で帰って来ていた。Airbnbから予約可能で、カサの名前はHostal La perla del sur

 

ロディア

シエンフエゴス3日目に泊まった、忘れられないカサのホスト。日本大好きで日本製品も好き。彼女のカサに最初に泊まった日本人となり、感激してくれた。料理上手で大量の料理でもてなしてくれる。温かい人柄で、キューバのお母さん的存在の彼女のカサは旅人からも大人気。日本の歴史もよく知っていて、会ってすぐに原爆と戦争の話になる。Airbnbから予約可能で、カサの名前はHostal Cuartero

 

タニアとロベルト

トリニダーで4泊したカサのホスト。陽気で楽しく料理も美味しい。部屋は2つあるが、かなり人気らしく、あまり空室がない様子。Airbnbから予約可能で、カサの名前はHostal El Olamだが、AirbnbではRoom SERENIDAD-WIFI-CENA FREE BAJO LAS ESTRELLASの名で登録されている。

 

ロンベルト

年越しで一緒にサルサを踊ってしまったがために、トリニダーにいる間中つきまとって来た、超しつこいトリニダー男。

 

ヘレン

タニアの姪だった気がするが、とりあえずとんでもなく多いタニアの家族の一員。8歳の可愛い女の子で、一緒にゲームをして遊び続けた。

 

レオと奥さん

タニアの姉妹のカサ。バスの空席がなくトリニダーに足止めされた時に、タニアに紹介されてもらって泊まったカサ。食事は美味しくなく、家族はとんでもなく騒騒しい。姪にあたるヘレンもずっと遊びに来ていた。

 

アルトゥロ

トリニダーからプラヤヒロンへ向かうバスで、シエンフエゴスから隣り合った日本大好き青年。特にアニメと武道に超詳しく、日本語も結構知っており日本を旅行したくてたまらないそう。キューバ人だがイギリス在住で、休暇でキューバに戻っていたという。英語教師をしているせいもあり完璧な英語を話し、話題豊富。

 

マルセロと奥さん、娘2人、マルセロのお母さん

ロディアの友人で、プラヤヒロンに到着した際いきなり押しかけたカサ。お母さんのカサに1泊、マルセロのカサに2泊。19歳と24歳の娘がいて、カサを手伝っていた。一泊25cuc。部屋は2つ。夕食は大量に出してくれる。